「南京事件なかった」発言、中国政協代表が「少数の人間の挑発に乗るな」―北京市

Record China    2012年3月5日(月) 18時14分

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3日、日中関係に詳しい日本JCC新日本研究所の庚欣副所長が、河村たかし名古屋市長の「南京事件」否定発言問題について、「少数の人間の挑発に乗る必要はない」との見方を示した。写真は両会開催中の北京。

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2012年3月3日、日中関係に詳しい日本JCC新日本研究所の庚欣(グン・シン)副所長が、河村たかし名古屋市長の「南京事件」否定発言問題について、「少数の人間の挑発に乗る必要はない」との見方を示した。

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庚氏は3日、北京の人民大会堂で開幕した中国の国政諮問機関である全国政治協商会議(政協)に海外代表として出席した。河村市長の発言について、「これは1都市だけの問題ではなく、『第2次大戦史観』ひいては人類全体の価値観の問題だ」とし、「今の日本には少数だが保守派が存在し、日本の歴史問題と領土問題を連動して考えている。だが、実は2つは全く別の問題だ」と非難した。

その上で、「今の中日間に横たわる問題は、我々が日本の多数の人々と共同で誤った歴史観に異を唱え、平和的発展の大局を維持していくのか?それとも、少数の人間の挑発に乗るのか?ということだ」と指摘、「河村市長にどれほどの力があるのか?なぜ、たった1人で両国の国民15億人の対立を引き起こそうとするのか?彼に騙されるな。少数の人間に引っ張られてはならない」と呼び掛けた。(翻訳・編集/NN)

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