中国の王毅外相が日本経団連会長らと会見、自由貿易を共に促進―中国メディア

人民網日本語版    2018年4月18日(水) 18時50分

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中国の王毅国務委員兼外交部長(外相)は17日に東京で日本経団連の榊原定征会長、中西宏明次期会長らと会見した。

中国の王毅(ワン・イー)国務委員兼外交部長(外相)は17日に東京で日本経団連の榊原定征会長、中西宏明次期会長らと会見した。

王氏は「経団連は日中友好に長年尽力し、両国関係が逆境にあっても経済による政治の促進を堅持し、日中関係の改善・発展のために積極的に努力してきた。現在日中両国の経済情勢と国際経済環境には大きな変化が生じている。中国政府は改革開放40周年を記念するにあたり、改革深化、開放拡大の決意をさらに表明した。先般、習近平(シー・ジンピン)国家主席はボアオ・アジアフォーラム年次総会開幕式で開放拡大の新たな措置を発表した。中国経済はすでに高度成長から質の高い発展へと転換した。これは中国と日本を含む世界各国の協力に重要なチャンスをもたらした」と指摘。

また、王氏は「新たな情勢の下、われわれは日中の経済関係の質的向上と高度化を推し進め、より高い水準、高い質の経済協力を実施したい。『一帯一路』建設への日本側の参加を歓迎する。これは日中経済協力に新たな空間を切り開く。共に世界の自由貿易を促進し、世界貿易機関(WTO)のルールを維持し、開かれた世界経済を構築したい。経団連が伝統と強みを保ち、新たな出発点において日中の経済協力を高め、世界経済の発展を促進するために貢献することを希望する」と述べた。

経団連側は「日中関係の改善の勢いに大いに鼓舞される。日本経済界は中国外相の8年ぶりの訪日と日中ハイレベル経済対話の再開に大変注目している。日中双方が世界の自由貿易体制維持のために発した重要なメッセージを歓迎する。経団連は長年日中友好に尽力し、中国の改革・発展を揺るぎなく支持してきた。『一帯一路』建設に積極的に参加し、引き続き日中友好協力推進のために努力し、両国のより緊密な経済関係を発展させたい」と表明した。(提供/人民網日本語版・編集/NA)

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