韓国系俳優だけ差別?韓国好き英国人男性に批判が続出した理由

Record China    2018年4月19日(木) 14時50分

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17日、韓国メディアによると、韓国で人気のYouTubeチャンネル「英国男子」が公開した米映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」出演者たちのインタビュー映像が「人種差別的だ」と物議を醸している。資料写真。

2018年4月17日、韓国・YTNによると、韓国で人気のYouTubeチャンネル「英国男子」が公開した米映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」出演者たちのインタビュー映像が「人種差別的だ」と物議を醸している。

「英国男子」では韓国在住の韓国好き英国人男性により、英国と韓国の文化が紹介されている。14日にはベネディクト・カンバーバッチ、トム・ヒドルストン、トム・ホランド、ポム・クレメンティーフのインタビューの予告映像が公開された。しかし、予告映像は韓国系フランス人であるポム・クレメンティーフの映る分量が圧倒的に少なく、その他の英国出身俳優3人を中心に構成されていたという。

これについて、一部からは「韓国系フランス人だから差別した」と批判的な主張が出ている。「カメラのアングル自体がポム・クレメンティーフを避けている」「予告映像とはいえ偏りがひどい」など、「差別的な編集」を指摘する声が相次いだ。さらに映像と共に掲載された文章に「僕が最も好きな英国俳優3人と、かわいらしいポム・クレメンティーフにもお会いできた」と書かれていたことも、「わざと分けて説明している」との指摘を受けている。

同問題が拡散すると、同英国人男性は「とても驚いている」とし、「英国俳優3人は個人的に昔からファンだった。大好きな俳優たちを一度に見られることが不思議で、信じられないという気持ちから失敗を犯してしまったようだ」と説明。さらに「僕が見ても失礼と感じるし、無神経だった」と謝罪した。

しかし、韓国のネットユーザーからはこの報道に対し、「韓国を愛しているなんてうそだった」「ひど過ぎる。韓国に悪感情を抱いているように見える」「韓国人を相手にお金を稼いでいる人のすることとは思えない」「鳥肌が立った。いくら英国の俳優が好きといっても、ポム・クレメンティーフも一緒に訪韓したゲストなのに」「英国が好きで人種差別をするなら、これ以上韓国にいる資格はない」など厳しい声が上がっている。

一方で「韓国社会の悪い部分を吸収しちゃった?」「中身まで韓国人らしくなったね」と韓国社会の問題を指摘する声や、「自国の文化や俳優を愛するのは当然。大目に見てあげようよ」「何が問題なの?被害意識が強いのでは?」と擁護する声も見られた。(翻訳・編集/堂本

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