金正恩氏と中国高官の会談内容明らかに=習主席、6月訪朝も―米華字メディア

Record China    2018年4月17日(火) 10時20分

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16日、米華字メディアの多維新聞は、北朝鮮の金正恩委員長と平壌を訪れている中国共産党中央対外連絡部の宋濤部長との14日の会談について「その内容が明らかになった」とし、「中国の習近平国家主席が6月にも訪朝する可能性がある」と伝えている。資料写真。

2018年4月16日、米華字メディアの多維新聞は、北朝鮮金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長と芸術団を率いて平壌を訪れている中国共産党中央対外連絡部の宋濤(ソン・タオ)部長との14日の会談について「その内容が明らかになった」とし、「中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席が6月にも訪朝する可能性がある」と伝えている。

記事は、日本メディアが複数の中朝関係筋の話として、「北朝鮮側が習氏の早期の訪朝を要請した」と伝えていることを紹介した。

記事によると、読売新聞は16日、金委員長と宋部長の会談について「双方が関心を持つ『重大な問題』や国際情勢が話し合われたといい、習主席の早期訪朝案も議題に上ったとみられる」とし、「複数の中朝関係筋によれば、北朝鮮側が習氏の早期の訪朝を要請。北京の北朝鮮大使館が窓口となり、中連部と訪朝日程の調整を進めている。6月上旬までに行われる予定の米朝首脳会談後、同月中に訪朝する案も浮上している」と報じた。

記事はまた、日本経済新聞が両氏の会談について「米朝首脳会談を控え、中朝の関係改善と結束を誇示する狙いとみられる」との見方を示し、「宋濤氏が2017年11月に訪朝した際は、金正恩氏との会談が見送られ、中朝関係の冷え込みが取り沙汰された。しかし北朝鮮は年明けから対話姿勢に転じ、3月下旬に中国を電撃訪問した金正恩氏が習近平国家主席と会談した。その後は双方ともに伝統的な中朝関係の復活に努める姿勢を示している」と報じたことも紹介した。(翻訳・編集/柳川)

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