中国最大のニンニク産地・金郷県から「諸疾患に効く黒ニンニク」出展―6日から幕張メッセで国際食品展

Record China    2012年3月5日(月) 7時23分
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6日から9日のまでの四日間、千葉市・幕張メッセで「FOODEX JAPAN(第37回国際食品・飲料展)」が開催される。写真は黒ニンニク。

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2012年3月6日から9日のまでの四日間、千葉市・幕張メッセで「FOODEX JAPAN(第37回国際食品・飲料展)」が開催される。1976年に始まり今回で37回目となるアジア最大級の食品・飲料専門展示会で、日本国内はもちろん世界73カ国・地域から多くのバイヤーが参加する。食品の輸出大国・中国からも多くの出展者が集まり、近年、中国でも注目されている黒ニンニクをメイン商品にした中国山東省南部金郷県の大手企業・金郷県成功果蔬製品有限会社も出展する。

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中国では経済成長につれて増え続ける富裕階層は、多忙な日々の中、健康への関心度が従来に比べはるかに高まっている。中国が貧困から脱却したのはつい最近のこと。農村人口が大部分を占めていた時代には肝炎や赤痢、マラリアといった病気が多く見られたが、不健康な食生活や依然として高い喫煙率、デスクワークの増加、自家用車の普及をはじめとする生活スタイルの変化―などにより心臓疾患や癌、呼吸器疾患が急増している。

このため、循環器病と癌予防に効くといわれる黒ニンニクが中国をはじめ、日本、韓国を含めたアジア各国で話題になっている。

黒ニンニクとは、通常のニンニクを一定の温度と湿度の中で十分に熟成させて黒くなったニンニクのこと。熟成させた黒ニンニクは感染症、循環器病だけではなく癌予防にも優れた効果があるとされ、気になるニンニクの独特な匂いもないのが大きな特徴だ。

中国山東省西南部の金郷県は中国最大のニンニク産地であり、この地域の土壌にはカルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、マンガン、リンなどのニンニクの成長を促進する栄養成分が多く含まれ、高品質のニンニク栽培に最も適しているという。

日本国内での健康食品の需要は、日本国産だけでは供給量が足りず、海外からの大量の輸入が必要となっている。「FOODEX JAPAN(第37回国際食品・飲料展)」会場では、日本語だけではなく、海外からの参加者を意識して中国語、英語などの主要言語が通用するブースも設置、より多くの来場客がスムーズに交流できる場が用意される。(取材・編集/kurenai)

<連絡先>金郷県成功果蔬製品有限会社

電話番号:86-537-8850001

ファックス:86-537-8736992

Email:wcy81298@163.com



   

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