インドが中国に「鉄道高速化」支援打診、「高速鉄道協力」は議論せず―中印戦略経済対話

Record China    2018年4月17日(火) 8時50分

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16日、中国メディアの環球網は、中国とインドとの間で行われた戦略経済対話で、インドは鉄道の高速化に向けた支援を中国側に要請したが、高速鉄道建設の協力については議論されなかったと報じた。資料写真。

2018年4月16日、中国メディアの環球網は、中国とインドとの間で行われた戦略経済対話で、インドは鉄道の高速化に向けた支援を中国側に要請したが、高速鉄道建設の協力については議論されなかったと報じた。

15日付のインド紙エコノミック・タイムズによると、中国の経済官庁である国家発展改革委員会とインド行政委員会の間で行われた5回目の戦略経済対話で、インド側から、インドのアーグラとジャーンシーの鉄道駅の再開発のほか、バンガロール・チェンナイ間の鉄道の時速を150キロに引き上げるための支援要請が出されたという。

インド行政委員会のラジブ・クマール副委員長は15日、「われわれはバンガロールとチェンナイを結ぶ鉄道のスピードアップについて、中国側の支援を得られることを期待している」と述べた。

インド当局者によると、インドはアーグラとジャーンシーの鉄道駅の再開発に向けた提案をすでに中国側に行っており、14日の対話ではその点が再び強調され、中国側は検討後に返答すると応じた。

クマール副委員長は「対話では、中国がインドで高速鉄道を建設する協同作業については議論されなかった」とも述べた。

エコノミック・タイムズは「中国はインドでの高速鉄道建設に関心を示しており、ニューデリー・チェンナイ間の高速鉄道の実現可能性について調査を開始した。インド初となるムンバイ・アーメダバード間の高速鉄道建設は日本方式が導入される」と報じている。(翻訳・編集/柳川)

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