中国のネット上で大人気の「ペッパピッグ」 中国市場でのビジネスを拡大

配信日時:2018年4月17日(火) 20時0分
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英国発のアニメ「ペッパピッグ」は2015年に中国でも放送されるようになると、目を見張るほどの爆発的人気を集め、SNSなどで次々と拡散され、ネット上では社会現象を巻き起こすほどの人気となっている。また、大手企業もその人気に目を付け、ユニクロは「ペッパピッグ」と提携してベビー用Tシャツなどを発売し、ペッパピッグの版権を持つ「エンターテインメントワンUK」は、中国の企業と提携して中国市場でのビジネス拡大を加速させている。北京晨報が報じた。

まさに金のなる木 中国での17年売上高が前年比700%増

15年「ペッパピッグ」が中国で放送されるようになると、たちまち子供たちの心を鷲掴みにした。同年10月に、中国の三大動画共有サービス・愛奇芸、優酷、土豆網でも配信されるようになり、わずか一年で、再生回数が100億回を超えた。そして、それらのサイトでのペッパピッグの累計再生回数は450億回に達し、驚愕の数字となっている。

そのような爆発的人気により、エンターテインメントワンUKは一攫千金を実現した。同社が17年上半期に大きな成長を見せたのは主に中国市場でペッパピッグが大人気となっているからで、中国でのライセンスや商品の販売による収入は前年比700%増以上となった。それには、ライセンス権を取得していない商品の販売は含まれておらず、ペッパピッグはまさに「金のなる木」となっている。ある統計では、ペッパピッグの世界での売上高は年間10億ドル(約1070億円)に達し、世界の800社以上がライセンス権を取得していると見られている。

中国でのビジネス拡大 亥年の19年に合わせて各種商品発売へ

中国市場での爆発的人気に、エンターテインメントワンUKは胸を弾ませており、中国で優位性を誇る企業と提携して同市場でのビジネスを拡大させている。例えば、同社は今年3月、奥飛娯楽股フン有限公司(フンはにんべんに分)がライセンス権を取得し、就学前教育の教材として世界中で人気のペッパピッグの中国市場での発展をサポートすることで合意したと発表した。

エンターテインメントワンUKにとって、中国市場はすでに世界で最も重要な市場となっている。エンターテインメントワンUKでライセンスを扱うファミリー・ブランド部のAndrewCarley副社長執行役員 (EVP)は、「ペッパピッグの中国での人気は高まるばかりで、中国市場の前途は非常に明るい。当社は豚年(日本の亥年)である2019年にすでに照準を絞り、全く新しい玩具やコンテンツ、エキサイトできる商品、没入型体験などを準備している。それらが当社の地位を一層強力なものにしてくれるだろう」と息を弾ませる。

エンターテインメントワンUKは今後、中国で各種イベントや没入型体験などの業務を重点的に発展させていく計画だ。例えば、初となるペッパピッグのテーマパークがオープンするほか、3年にわたる全国ツアーの計画もすでに制定されている。その他、バラエティーに富むフラッシュモブイベントやショッピングセンターでのイベントなども計画中だ。

対象年齢層拡大へ シャネルやナイキなどがコラボ商品の想定例を発表

ペッパピッグの商業価値が右肩上がりとなっているため、そのライセンス権も高騰しており、ユニクロはそんな中でペッパピッグ関連の商品を発売した。ユニクロはこれまで、マーべルやディズニーなどとも提携して商品を販売してきたものの、その規模はペッパピッグとの提携ほど大きくなかった。ユニクロは今回すでにベビー用のTシャツとパジャマを発売している。

あるネットユーザーが、シャネルやナイキ、アディダス、シュプリーム、Vansなどのブランドがペッパピッグ関連の商品を発売したと「想定」した画像を投稿すると、多くのネットユーザーから「まったく違和感なし」と好評だった。

業界関係者もペッパピッグの人気が子供以外の年齢層にも拡大していることをいち早く察知しており、ペッパピッグの商業価値はさらに大きくなる余地があることを示している。奥飛娯楽の関連の責任者・索冬さんは、「多くのメーカーが、親子ペアルックや全年齢対象商品の開発にチャレンジしている。ペッパピッグはその典型的な成功例。商品の対象年齢層を拡大するかは、ライセンスの運営PRなどを含めた、ペッパピッグの今後のコンテンツの更新状況を見なければならない」と説明している。(編集KN)
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