2012年2月29日、台湾のNOW news （今日新聞網）によると、中国の女性が髪の毛を使ったチャイナドレスを仕立てたことで話題となっている。使用した毛髪は54人分だという。

【その他の写真】

チャイナドレスは中国語で「旗袍」（チーパオ）といい、もとは満州族の民族衣装。100年ほど前に上海のデザイナーが着やすくアレンジを加えたことで一般にも着られるようになった。使用される布と糸はシルクや木綿が一般的。現在ではパーティードレスとして着用されることも多い。

ところが、このほどメディアで注目されているのは人の髪の毛を使ったという、この世に二つとないチャイナドレス。フロントには金色の髪の毛を使って大きな龍がデザインされ、バックには同じく虎があしらわれている。

このチャイナドレスを女性が着た写真がネット上で公開されると、当初は「すごい」「独創的だ」という見方もあったが、大半のネットユーザーは「気持ち悪い」「センスのかけらもない」と酷評。中には「ただの金持ちの道楽だ」という意見もあった。（翻訳・編集/岡田）