<サッカー>シリアが韓国との親善試合をドタキャン、その理由は?

Record China    2019年9月6日(金) 15時50分

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5日、韓国・スポーツ京郷などは、「シリアが韓国とのサッカーの親善試合を一方的にキャンセルした」と報じた。写真はシリア。

2019年9月5日、韓国・スポーツ京郷などは、「シリアが韓国とのサッカーの親善試合を一方的にキャンセルした」と報じた。

キム・ハクボム監督率いるU-22(22歳以下)サッカー代表チームとシリアとの親善試合は、6日と9日に済州ワールドカップ競技場で行われる予定だった。しかし3日午後9時ごろ、出国準備の過程でシリア選手団のパスポート更新に問題があったとして、最終的に試合がキャンセルになったという。

記事は、アジアサッカーに詳しい関係者が「シリア代表が試合の日程に合わせて出国できなかったのは、徴兵制国家であるシリアで兵役義務を解決できていなかった選手らの問題のため」と語ったことを伝えている。

大韓サッカー協会側は「韓国が招待する形式の試合なので、航空券や宿泊先の予約などのためにパスポート情報を事前に要請していたにもかかわらず、パスポートが更新されなかったという理由が分からない。正確な理由の説明を求める内容を盛り込んだ公文書を再度送った」としているという。

これを受け、韓国のネット上では「シリアはまだ戦争中でしょ?」「実力はあるかもしれないけど、シリアの国の状態分かってる?」など、見通しの甘い韓国サッカー協会への批判が相次いだほか、「選手たちが徒労に終わらないよう、一日も早く別のチームと試合しよう」と選手を気遣うコメントも少なくない。

また、今週末は朝鮮半島に台風が近づいていることから「ある意味よかったかもね。台風のせいで試合できるかも危ういから」と台風関連のコメントも寄せられている。(翻訳・編集/松村)

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