中国製スマートフォン、低価格を武器に世界シェア拡大へ―英メディア

Record China    2012年3月1日(木) 17時18分

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28日、英メディアは、中国製の安いスマートフォンが、今年は世界市場で大幅にシェアを拡大させる見込みだと報じた。写真は中興(ZTE)製スマートフォン。

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2012年2月28日、ロイター通信の中国語版ウェブサイトは、中国製の安いスマートフォンが、今年は世界市場で大幅にシェアを拡大させる見込みだと報じた。シンガポール華字紙・聯合早報が伝えた。

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中国の2大大手、華為(ファーウェイ)と中興(ZTE)が今年は世界のスマートフォン市場で大幅にシェアを伸ばす、とアナリストらが指摘している。両社の昨年のスマートフォン販売台数は合わせて3500万台、世界シェア7%を占めた。今年は9000万台、同14%にまで躍進し、米グーグルと韓国サムスンの2強としのぎを削る構図が予想される。

27日にスペインのバルセロナで開幕した「Mobile World Congress 2012」(MWC)で、華為と中興はそれぞれ最上位機種の「Ascend」と「Era」を披露した。他社のアンドロイド端末と比べ、技術面で決して引けを取らない。華為は今年のスマートフォン販売目標を昨年の3倍にあたる「6000万台以上」と強気の姿勢。価格も市場平均より15〜20%ほど安く設定するつもりだという。

華為の「IDEOS」や中興の「Blade」など中国製スマートフォンは世界中で高い人気を誇り、特にアフリカやインドなどの新興国市場で1台100ドル(約8000円)程度という安さを武器に急速にシェアを伸ばしている。今後は先進国市場でのブランド確立が両社の課題といえるだろう。アナリストらはすでに先進国市場で成功した台湾HTCを参考にすべきだと助言している。(翻訳・編集/NN)

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