500万匹の野良猫が住む街=一部生態学者は駆除を呼び掛け―北京市

Record China    2012年3月2日(金) 9時26分

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2月29日、米誌アトランティックはこのほど、北京の野良猫が500万匹を超えるとの推計を報じた。写真は11年6月、居民委員会による「ネコの住宅」撤去にネットユーザーから批判の声が寄せられた。

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2012年2月29日、米誌アトランティックはこのほど、北京の野良猫が500万匹を超えるとの推計を報じた。網易が伝えた。

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今や北京の野良猫の数は急増を続けている。夜中うるさく泣き続けて眠れないと訴える人も少なくない。一部の生態学者は捕獲して安楽死させるべきと提案している。実は2008年の北京五輪前にも野良猫捕獲キャンペーンが繰り広げられ、数千匹が駆除されている。

問題は中国人がペットの不妊手術を望まないことにあると北京新天地国際動物医院創始者の一人、メアリー・パンさんは指摘する。それが捨てられた野良猫が子どもを産み、急増する原因だとして、安楽死ではなく捕獲しての不妊手術で対応するべきだと提案している。一部地域での捕獲と安楽死は別の地域の野良猫の流入を招くだけで根本的な解決策にはならないという。

すでにボランティアを募り、この計画は試行を始めているが、500万匹の野良猫がいる北京では目に見える効果を上げるには至っていない。パンさんはより多くの人々に協力してほしいと願っているが、不妊手術への反発もあり人々の同意を得るのは難しいと話している。(翻訳・編集/KT)

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