路上に嬰児の遺体散乱…“医療廃棄物”の袋も―山東省徳州市

Record China    2012年3月1日(木) 2時35分

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28日早朝、中国・山東省徳州市の路上で複数の嬰児の遺体が発見された。写真はその発見現場。

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2012年2月28日早朝、中国・山東省徳州市の路上で複数の嬰児の遺体が発見された。齋魯晩報の報道。

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市内の路上で清掃員の女性が第一の遺体を発見した。当初は動物か何かかと思ったが、近づいてみると嬰児の遺体であることがわかった。女性は、「赤ちゃんの遺体をこんなところに放置するなんて」といたたまれなくなり、周辺の土中にこれを埋めた。しかし、よく見ると嬰児の遺体は道端や側溝に複数が散乱していた。

周辺には「医療廃棄物」などと書かれたビニール袋や人名らしきものを記したビニール袋も発見され、その中にも複数の嬰児の遺体がしまわれていた。総数にして10体ほどが見つかったという。

市内の医院に勤めるある産婦人科医によると、1980〜1990年代には死産で生まれた子供は、遺族の依頼によって病院側で処理することが多かった。郊外に埋葬することが多かったようだが、近年では一般的には火葬にする。そもそも、死産そのものがかなり少なくなってきている。

事件について、市衛生局と公安局は真相究明の調査に乗り出したという。(翻訳・編集/愛玉)

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