2012年2月28日、中国大手メディア運営会社の新浪公司は、2011年度の財務報告を発表した。広州日報が伝えた。

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報告によると同社のマイクロブログ登録ユーザーは3億を突破し、掲載数は毎日1億件以上だという。一日の利用ユーザー数は全体の9％だった。

同社の曹（ツァオ）総裁は、2011年のユーザー数と一日の掲載数・利用ユーザー数の総数が前年同期比300％増加し、2012年はマイクロブログに1．6億ドル（約128億円）投資すると話した。

現在、携帯電話やタブレットなどのマイクロブログ使用量はPCを上回り、これはモバイルインターネットの普及でさらに顕著になると予測される。

また曹総裁は、同社がマイクロブログで他社をリードしている現状の強化を目標に掲げているため、2012年も利益を追求しないと語った。同時に、2012年はマイクロブログのビジネス化を進め、価値のあるビジネスモデルを作りたいと述べ、そのために、マイクロブログでの支払構造やデータ検索構造などを完成させるという。

計画によると、2012年第1四半期に新浪は新たな企業向けのマイクロブログを発表し、13万以上の企業ユーザーに対し、より多くのサービスを提供するという。

さらに曹総裁は、2012年下半期は広告システムを通し、ビジネス化を進めたいとしている。同システムは同社の広告業務の実力を存分に発揮し、ユーザーの興味や好みに合わせたピンポイントの広告が期待されている。

現在、コミュニティプラットフォームの商業価値は徐々に高まっており、Facebookの2011年の広告収入は31億ドル（約2488億円）で、2012年は50億ドル（約4012億円）に達すると予測されている。また、Twitterの2012年の広告収入は2．6億ドル（約208億円）に達し、2014年は5．4億ドル（約433億円）になると予測されている。（翻訳・編集/内山）