新時代に突入する中国のニセ物製品、被害続出―米紙

Record China    2012年2月29日(水) 5時57分

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28日、米紙は中国のニセ物が新しい時代へ突入していると伝えた。写真は09年8月、ケンタッキーフライドチキンそっくりのイメージキャラクターを使っていると指摘された上海のレストラン。

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2012年2月28日、人民網日本語版によると、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは「中国のニセ物、新しい時代へ」と題する記事を掲載した。

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米プロバスケットボール(NBA)のスーパースターで現在は現役を退いているマイケル・ジョーダン氏はこのほど、中国のスポーツ用品メーカー・喬丹体育公司が氏の名前の権利を侵害しているとして裁判を起こした。これによって中国のネット利用者の多くが夢から覚め、自分たちがこれまでずっとニセ物製品を着ていた事実を知った。海外メディアによると、同じくNBAで活躍した姚明ヤオ・ミン)や現役の易建聯(イー・ジエンリエン)も同様の問題で裁判を起こしている。現在NBAで大活躍中のジェレミー・リン(林書豪)もターゲットになっており、いずれ同様の問題に直面するスターの一人になることが予想される。

「ニセ物」はいまや「中国製造」(メード・イン・チャイナ)に次いで中国に貼られるレッテルとなっている。ニセ物はなんでもカバーし、玩具、携帯電話、タブレットコンピューター、家具・インテリア製品、ファーストフードチェーン、デジタル製品販売店などなんでもそろっている。ニセ物の世界では、外国の小さな街のコピーさえ手に入れることが可能だ。(編集/TF)

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