韓国型戦闘機に搭載する先端レーダーを国内で開発へ、韓国ネットで期待高まる

Record China    2018年4月14日(土) 13時10分

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12日、韓国メディアによると、韓国防衛事業庁は11日、韓国型戦闘機(KF−X)搭載用AESAレーダーの国内研究開発が可能であるとする結果を発表した。資料写真。

2018年4月12日、韓国・中央日報によると、韓国防衛事業庁は11日、韓国型戦闘機(KF−X)搭載用AESA(アクティブ電子走査アレイ)レーダーの国内研究開発が可能であるとする結果を発表した。

記事はKF−Xに搭載するAESAレーダーについて「トンボの目のように1000以上の小さなレーダーで構成され、これにより同時に複数の敵戦闘機と陸海空の標的を識別して攻撃することができる」と説明している。

防衛事業庁はこの1年間ほどで4分野112項目の国内(国防科学研究所)試験データを点検。またイスラエルの現地企業(ELTA)が開発した送受信装置を連動させてデモ表示を行い、開発能力を最終確認したという。1次検査は昨年7月に完了しており、当時防衛事業庁は開発企業の「ハンファシステム龍仁(ヨンイン)研究所」でAESAレーダーを公開し、「1次検査で162の要求項目を全て満たした」と明らかにしたそうだ。この事業は2026年までに総額3600億ウォン(約360億円)の予算が投入される予定とのこと。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「多くの資金を投入していいから必ず成功させてほしい」「性能も良く故障もしないように頼む」「政府は自主国防技術の確立に全力を尽くしてほしい」「国内技術で開発できるなんて素晴らしいことだ」など、独自技術での開発の可能性に期待の声が多く寄せられた。

また「国防不正問題を解決するだけでも、自主国防開発を10年は短縮できる」と、後を絶たない防衛不正問題を憂える声も。

その他「技術支援を約束しておきならが約束を破る米国を信じてはいけない」と、米国の対応に言及するコメントもあった。(翻訳・編集/三田)

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