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<レコチャ広場>東京マラソン、ランナー・市民が一体に―「世界が一つ」になる日へ繋げたい

配信日時:2012年2月27日(月) 17時17分
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26日、「東京マラソン2012」が開催され、10代から最年長84歳のランナーまで、3万6400人が健脚を競った。中国、台湾をはじめ多くの外国人も参加。皆の心が一つになれる、この種の「平和な祭典」が全世界に広まってほしい。
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2012年2月26日、「東京マラソン2012」が開催され、10代から最年長84歳のランナーまで、3万6400人が健脚を競った。中国、台湾をはじめ多くの外国人も参加。130万人もの観衆が沿道に詰めかけたほか、マンションやホテルのバルコニーから多くのファンがエールを送った。テレビ中継の視聴率も前日のサッカー日本代表戦を大きく上回り、この日はさながら「東京祭り」の状態。今年もランナーとして参加したが、大いに楽しむことができた。皆の心が一つになれる、この種の「平和な祭典」が全世界に広まってほしい。

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この大会のテーマは「東京が一つになる日」。石原慎太郎東京都知事の号砲が鳴り渡ると、紙吹雪が降り注ぎ、大きな歓声が上がった。スタート地点の東京都庁前では緑の衣装をまとった六本木男声合唱団の平和の歌声が天にこだました。沿道の30カ所以上で、バンド演奏、ダンス、和太鼓、民謡などのパフォーマンスが繰り広げられた。ダンスだけでも、フラダンス、ベリーダンス、ストリートダンス、キッズダンスなど多種多様。42キロのコースは長いが、1キロちょっとの間隔で、こうしたイベントが楽しめるのは実にありがたい。

東京マラソン名物となった仮装ランナーは今回も大活躍、アニメキャラクターや怪獣、十字架を背負ったキリストなどのほか、サラリーマン背広姿、ウェディング衣装などファッション系も目立ち、沿道の観衆を沸かせていた。

新宿から日比谷公園、品川、銀座、日本橋、浅草を駆け巡るコースは応援の人々で途切れることはない。チョコレートなどの差し入れや熱烈ハイタッチでランナーを励ましてくれた。ランナーにとっては東京の名所を自分の足で見物できるのも魅力の一つ。皇居、東京タワー、雷門などの定番に加え、5月に開業する東京スカイツリーもビルの間から時折、スラリとした姿を見せてくれた。走っていると、東京の都心は意外に狭い。市井の温かい様々な営みが垣間見れて、豊かな気分になれる。

中国や台湾、香港でもマラソン大会は花盛りだが、やや一体感に欠け、東京には負ける。2007年にスタートした東京マラソンはボランティアの献身的な努力が実って、多くの市民が楽しめる大イベントに発展した。ニューヨークやロンドンなど欧米のマラソン大会は歴史も古く多くの人が楽しめるが、東京はこれらと肩を並べたのではないか。

ゴール地点のお台場・東京ビッグサイト付近は、完走した市民ランナーの笑顔であふれた。口々に「都内の名勝を横切って走るのは楽しい。たくさんの声援に助けられた」「声援がすごくて、人のぬくもりも感じられた」などと語り満足そうだった。

今回マラソンは東日本大震災後、初めてとあって、被災3県から招待された高校生103人が10キロの部を走った。スタート前に横に並んでいたイギリス人は、この大会に出場するため来日し、近くのホテルから駆けつけたという。この種のイベントが世界中に広がり、文字通り「世界が一つ」になる日の到来を祈らずにはいられなかった。(取材・編集/SK)

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