2017年第4四半期就職情況、インターネット・交通・保険業が好調

人民網日本語版    2018年4月11日(水) 21時20分

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北京で発表された報告によると、2017年第4四半期(10−12月)、インターネット・交通・保険・仲介サービス各業界の就職情況が好調だった。中国新聞網が伝えた。

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北京で発表された報告によると、2017年第4四半期(10−12月)、インターネット・交通・保険・仲介サービス各業界の就職情況が好調だった。中国新聞網が伝えた。

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中国人民大学中国就職研究所とオンライン求人サイト「智聯招聘(Zhaopin.com)」はこのほど、「2017年第4四半期中国就職市場景気報告」を共同で発表した。報告で発表されたCIER(中国就職市場景気指数)には、就職市場の全体情勢と景気の程度が反映されている。

業界別ランキングを見ると、2017年第4四半期の就職景気が最も良かったのは、引き続き、インターネット/電子商取引業だった。このほかには、交通/運送、保険、仲介サービス業も好調だった。

報告によると、電子技術/半導体/IC、専門サービス/コンサルティング(財務会計/法律/マンパワーなど)、基金/証券/先物/投資業のCIER指数は引き続き、小幅な上昇傾向を呈した。智聯招聘のオンライン関連職ビッグデータによると2017年第4四半期、電子技術/半導体/IC業の求人需要量は、前年同期比42%増加した。

このほか、メディア/出版/映画・テレビ/文化伝播業は、需要の減少幅が応募量を上回ったことから、CIER指数がやや下落した。

就職景気があまり芳しくない業界のうち、印刷/包装/製紙、電気/電力/水利、検査/検測/認証各業界のCIER指数は、以前低めだった。

報告では、これらの業界の多くは、伝統的な製造業の部類に入ると分析されている。中国経済の産業アップグレードとサプライサイド構造改革という大局面のもと、企業は、新旧エネルギーのモデルチェンジ・アップグレードをめぐる様々な課題に直面しており、人材募集ニーズが比較的少ないことから、就職情勢が劣勢という状況がもたらされた。

都市別に見ると、北京・上海広州など一線都市の求人ニーズはやや低下している一方で、新一線都市や二・三線都市の就職情勢はかなり良く、就職市場の新たなフロンティアとなっている。

その原因について、報告では、「実情をかんがみると、北京や上海などの一線都市では、戸籍取得条件がだんだんと厳しくなっているが、新一線都市をはじめとする就職市場第二陣営では、さまざまな手厚い待遇や定住条件が備わっており、多くの大学生やハイレベル人材が誘致され、Uターン就職や企業が実現している」と指摘されている。(編集KM)

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