中国のショート動画アプリ「抖音（Tik Tok）」は日本の若者にも人気のアプリだが、中国では不適切な内容もあるとして物議をかもしている。

9日には、Tik Tokに動画をアップした女性の行為が関連法に違反するとして罰則を受ける事態が発生した。浙江省台州市の警察当局によると、女性は運転中にハンドルから両手を離しハートマークを作り、シートベルトをしないといった危険行為を行ったため、罰点と罰金を科した。

さらに、中国のTik Tokでは子どもをテーマにした動画は人気コンテンツであるため、幼い子どもにお酒を飲ませたり、たばこを口にくわえさせたりといった内容の動画も少なくないと中国メディア・現代快報が指摘している。未成年の利用者も目立つため、子どもへの悪影響を懸念する声が聞かれている。（翻訳・編集/内山）