地元住民の足となっているレトロな鈍行列車 最低運賃はわずか2元

人民網日本語版    2018年4月10日(火) 6時20分

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春めいた陽気が続き、四川省と貴州省を結ぶレトロな川黔線の沿線には菜の花や桃などが次々と花を咲かせ、特に松■(■は土へんに貝)から匯龍塘までの区間にある十里櫻花大道は、その規模の大きさから重慶市と貴州省から多くの市民が鈍行列車に乗って沿線の風景を楽しみにやってくる。このため、定期的にこの路線を走っている5629/30号の鈍行列車はにわかに「花見列車」の装いを見せている。中国新聞網が伝えた。

中国南西部の山の中を走るこの列車はエアコンや食堂車、寝台席もないが、最低運賃が2元(約30円)と安いため、地元住民たちは通学や市中心部への移動、帰省、友人宅への訪問などの目的で利用している。全走行時間は長く、地元住民たちは親しみを込めてこの列車を「のんびり列車」と呼んでいる。(編集YK)

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