8年後には4000万人の男性が売れ残る?男女産み分けの代価―中国

Record China    2012年2月25日(土) 13時29分

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24日、一人っ子政策の影響もあり、男女の人口バランスが大きく崩れている中国だが、専門家らは8年後の2020年には3000万〜4000万人の結婚適齢期の男性が結婚難に陥ると予測している。写真は上海で行われたお見合いイベント。

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2012年2月24日、南方日報によると、一人っ子政策の影響もあり、男女の人口バランスが大きく崩れている中国だが、専門家らは8年後の2020年には3000万〜4000万人の結婚適齢期の男性が結婚難に陥ると予測している。人民網日本語版が伝えた。

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男女比率のアンバランスを生む主な原因は、伝統的に男の子を好む中国では、男女の産み分けが日常化してしまっていることだ。息子が生まれることを望む親たちは、胎児の性別を知ることを強く望み、非合法の性別鑑定の横行に拍車をかけている。

潜入取材によると、中国の市場では現在、超音波診断装置(エコー)は誰でも手に入れることができ、街の小さな診療所でも胎児の性別鑑定が容易にできる状態になっている。また、妊婦が正規の病院でエコーを受け、胎児の性別を鑑定できるよう取り計らってくれる仲介業者も多い。中には、妊娠4カ月以上の胎児の堕胎を引き受ける所まである(日本では妊娠12週以降は死産の届出が必要になる)。このほか、香港にも中国本土の妊婦が香港で性別鑑定を受けられるよう手配する仲介業者が存在する。(編集/TF)

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