北朝鮮の核放棄宣言、残る疑念―米メディア

Record China    2018年4月23日(月) 10時10分

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21日、米国営放送ボイス・オブ・アメリカは、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が20日、核実験と大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射の中止、核実験場の廃棄を宣言したことについて「今後も維持するのではないかという疑念は晴れていない」と伝えた。

2018年4月21日、米国営放送ボイス・オブ・アメリカ(中国語電子版)は、北朝鮮金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が20日、核実験と大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射の中止、核実験場の廃棄を宣言したことについて「今後も維持するのではないかという疑念は晴れていない」と伝えた。

金氏は「われわれにはいかなる核実験、中長距離やICBM発射も必要がなくなった。北部核実験場も自己の使命を終えた」と表明。核実験とミサイル発射を中止し、咸鏡北道豊渓里の核実験場を廃棄すると語った。

これを受け、トランプ米大統領は歓迎の意を表明。ツイッターに「北朝鮮、世界にとっていいニュースだ」と書き込んだ。また、中国外交部の陸慷(ルー・カン)報道局長は「中国は北朝鮮の核実験とミサイル発射の中止、経済発展へ本腰を入れる姿勢を歓迎する」と述べた。韓国政府、欧州連合(EU)も同様に評価している。

しかし、米国の在韓国大使は「われわれは注意すべきだ」と主張。米政府関係者も「金氏は戦略的に核放棄した姿勢を見せている可能性がある」と指摘している。(翻訳・編集/大宮)

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