訪日中国人の消費力は訪日台湾人の2倍近くに、人気は日本のお菓子―台湾メディア

Record China    2018年4月9日(月) 9時40分

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7日、中時電子報は、訪日中国人の消費力が訪日台湾人の2倍近くに達すると伝えた。写真は白いブラックサンダー。

2018年4月7日、中時電子報は、訪日中国人の消費力が訪日台湾人の2倍近くに達すると伝えた。

記事は「訪日旅行が好きなのは台湾人だけでなく、中国人も同じだ」と紹介。中国の旅行サイトによると、日本は海外旅行先の人気ランキング2位で、しかも日本旅行での消費額は1人平均1万4000元(約23万8000円)で台湾人の平均消費額の2倍近いという。

中国の旅行予約サイト・携程旅遊によると、中国人の日本旅行熱は、桜の時期に特に顕著になった。3月以降、携程のアプリを通して「日本」「花見」「桜」などを検索する人が月間300%以上増加したという。また、3月下旬から4月下旬にかけて約60万人の中国人が日本を訪れ、消費金額は合計80億元(約1360億円)に達する見込みだという。

観光庁によると、17年の訪日中国人数は735万6000人となり、訪日外国人の中で最も多かった。消費額の合計は1兆6946億円、1人当たりの平均消費額は23万円となった。一方、訪日台湾人数は456万4000人で、1人当たりの平均消費額12万6000円と中国人の半分ほどで、訪日香港人の平均消費額である15万3000円にも及ばなかった。

記事は「中国人の好む日本商品は、家電の爆買いやぜいたく品の購入から、食べ物、特にお菓子類に変化しており、16年には(菓子類の消費額が)507億円に達した。これは化粧品・医薬品、衣類・カバンに次ぐ消費額だ」と伝えた。

一方で、訪日台湾人も日本のお菓子には高い関心を示しており、消費規模は234億円に達したと記事は指摘。訪日外国人の中では菓子類の消費額で中国に次ぐ2位だったとも伝えた。(翻訳・編集/山中)

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