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12年逃走していた韓国の殺人犯、「キムチ無料」につられて逮捕―韓国メディア

配信日時:2018年7月25日(水) 17時40分
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2018年7月24日、多維新聞は、12年間逃走していた殺人犯が、キムチ無料につられて逮捕されたと伝えた。

記事は、韓国日報の同日の報道を引用。1995年10月7日に韓国高陽市にある旅館で、68歳の清掃作業員が刃物で刺され殺害される事件が発生した。事件発生当時、被害者の近くに落ちていた上着のポケットに金希哲(仮名)と記されたメモが見つかり、この名前の男が2カ月前にこの旅館に宿泊していたが、事件発生後、行方が分からなくなっていたことが分かった。

警察は、すぐにでも容疑者を発見できると考えていたが、当時は今ほど捜査手法が進んでおらず、指名手配のビラやテレビで情報提供を呼び掛けるなどしたものの発見できなかった。事件から3カ月後には捜査チームが解散となり、警察官2人だけがこの事件を担当して引き続き捜査することになった。

時間の経過とともに、事件は人々から忘れ去られていったが、捜査担当の警察官は「犯人が生きている限り、抹消された戸籍を再び登録するはず」と考え、行政窓口へ毎月調べに行っていた。そして2007年11月14日、容疑者が同年9月に抹消された戸籍を再び登録していたことを発見。生活が苦しいため、貧困者の身分を申請し、援助を受け取るため電話番号を残していたという。

担当の警察官は、記されていた住所へ行ったものの、そこは何もない廃墟だった。携帯電話の通話記録を調べたが、月に2回電話をしているだけで、いずれも無料の食物を得るために行政の担当職員に連絡しているものだった。

最終的に警察官はこの職員と連絡を取り、「貧困家庭に無料でキムチを配布する」との名目で容疑者をおびき出すことに。こうして、韓国のあらゆるところに身を隠していた容疑者を、12年の時を経てようやく逮捕することができたという。(翻訳・編集/山中)
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