2012年2月21日、中国安徽省の李斌（リー・ビン）省長は、国営・国家開発投資会社の王会生（ワン・フイシャン）理事長と同省への投資について会談した。中国経済新聞（電子版）が伝えた。

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会談で李省長は、「現在国営企業は同省に対し1兆元（約12兆7200億円）を超える投資を行い、投資項目は400に上る。今日さらなる協力を得ることができた」と話した。

また王理事長は、「今回の投資は500億元（約6360億円）に上り、2020年までに同社は累計1200億円（約1兆5265億円）の投資を行う予定である。投資により11カ所の炭鉱を建設し、年3590万トンの石炭生産能力を実現する。また、石炭製天然ガス生産量は年22億立方メートルを達成する。これは国にとっても安徽省の経済発展にとっても重要な意義を持つ」と話した

石炭製の天然ガスは鉱山物の天然ガスとほぼ同じ性質で、鉱山物の天然ガスの代替品として使用できる。また、石炭製の天然ガスはエネルギー変換効率が高く、節水の上に二酸化炭素排出量も少ないという理想的なエネルギーだという。

国家開発投資会社はすでに安徽省へ280億元（約3562億円）の投資をしており、今回

の投資で双方の協力関係はさらに強化される形となった。（翻訳・編集/内山）