これはまさに「秩序の美」、日本の行列文化は手本にすべき!―中国メディア

Record China    2018年4月7日(土) 1時10分

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6日、鳳凰網は、日本の行列文化から日本の公共秩序が良く分かるとする記事を掲載した。資料写真。

2018年4月6日、鳳凰網は、「日本の行列文化から日本の公共秩序がよく分かる」とする記事を掲載した。

記事は、「公平と公衆道徳を強調する日本社会にとって、『平等』は公平な社会秩序の体現であり、『列に並ぶこと』は平等という公平な社会秩序の最も直接的な形式だ」と紹介。日本で撮影した数多くの行列の写真を掲載した。

日本の行列については、「欧州の中で最も行列を作るのが好きな英国人ですら驚くほど」と記事は指摘。「最後尾が見えないほどの長い行列でも、日本人は黙って真面目に並び、まるで行列に並ぶことが何かの儀式のようだ」と形容した。

その上で記事は、「行列は日本式の一種の秩序と信仰になっている」と主張。四季ごとにさまざまなお祭りがあるように、「行列は日本人にとって帰属感を与えてくれる」と分析した。

また、「この行列という概念は地下鉄内でも同様だ」と紹介。エスカレーターではすべての人が自主的に片側に立ち、もう一方は急いでいる人のために空けているが、「誰もこのラインをはみ出ようとする人はいない」とし、この暗黙のルールは地下鉄の外でも守られていると伝えた。

さらに、「行列は町中のいたるところで見られ、静かで大声を上げる人はおらず、もちろん割り込みなどという現象は起きない」と紹介。「これは幼い時からの教育と大きく関係しており、列に並ぶことは遵守すべき公衆道徳と習慣になっていて、小さなころから教え込まれているからだ」と論じた。

記事は最後に、「列に並ぶことは簡単なことだが、日本社会に『秩序の美』をもたらしており、お手本とするに値することだ。公平と公共道徳を強調する今の社会では、行列は公共秩序を維持する最も基本的な形式であり、公共の場所での行動を規定するものだ。これは喜んで行うべきことだ」と結んだ。(翻訳・編集/山中)

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