2018年4月4日、中国の女優ファン・ビンビン（范冰冰）が紹介するスキンケア用品や化粧品がいずれも品薄になり、本人も入手できないほどの人気となっている。中国時報が伝えた。

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色白の輝く美肌の持ち主のファン・ビンビンは、中国の若い女性に大人気の越境ECアプリ「小紅書（RED）」にアカウントを開設し、愛用品やお薦め品を紹介している。これがムーブメントを巻き起こすほどの爆発的な人気となっており、推薦する品が次々に完売している。

このほどファン・ビンビンが紹介した、酒かすを使ったシートパックは奪い合いの人気となり、推薦したファン・ビンビン本人も「入手できない」とこぼすほど。愛用品のゲランの口紅にも同じ現象が起こり、その影響力は絶大なものとなっている。

このファン・ビンビン効果は日本でも見られ、最近では日本の百貨店の化粧品売り場で、あるメーカーに中国人の買い物客が群がる現象が起こっている。この人々のお目当ては、ポーラが発売する美容液で、もちろんファン・ビンビンが愛用品として紹介したものの1つ。1本につき数万円もする非常に高価な商品だが、このほど仕事で日本に行ったファン・ビンビン自身も「どこも完売で買えなかった」と語っている。（翻訳・編集/Mathilda）