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中国が自主開発する無人潜水艇「海竜11000」が1日、2000メートル級深海試験に合格し、水深2605メートルに達した。
中国が自主開発する無人潜水艇「海竜11000」が1日、2000メートル級深海試験に合格し、水深2605メートルに達した。新華社が伝えた。
海竜11000は北京時間10時30分、西太平洋で2018年総合海上試験任務を遂行中の母船「大洋1号」から投入され、フロート装着後に潜水を開始し、12時15分に水深2000メートルに達した。作業員はシステム・コンディションの全面的な検査と機能試験を行い、その後も潜水を続けた。水深2605メートルに達したところで、回収をスタートし、午後2時15分に無事甲板に回収された。
海竜11000作業監督の崔運●(ツイ・ユンルー、●は王偏に路)氏によると、海上試験で同潜水艇は安定的な稼働を実現しており、科学観測隊は海の状況に応じ、6000メートル級の海上試験を実施する計画としている。
海竜11000は上海交通大学の葛▲(ゴー・トン、 ▲は丹へんに彡)教授が率いるチームが開発した1万メートル級深海無人探査機で、設計上の最大作業水深は1万1000メートルに達する。海竜11000は先月30日に初の海上試験を完了し、その潜水深度は410メートルに達した。
大洋1号は5600トン級遠洋科学観測船で、3月20日に山東省青島市の国家海洋局北海分局科学観測埠頭から出港し、中国大洋協会による2018年総合海上試験任務を開始している。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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