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31日、環球時報によると、カナダ企業が生産したドッグフードの説明書きが中国系住民の反発を招いている。資料写真。
2018年3月31日、環球時報によると、カナダ企業が生産したドッグフードの説明書きが中国系住民の反発を招いている。
問題の説明書きは「中国産の原料は含んでいない」ということを示すもので、商品購入後にこれに気付いたブリティッシュコロンビア州リッチモンド市在住の中国系女性は「こうした商品が市場に出現するべきではない。説明には多元的な地域を分裂させる意図が感じられる。『中国の原料が入っていない』ことが購入の理由になるのであれば、それは中国の商品に対する偏見を意味する」と憤りを示したという。
一方、この商品を扱う店の店員は「外国産の原料がゼロということを説明するためだと思うが、どうして中国だけ名前が出たのかは分からない」とコメント。この問題についてメーカー側は米国でかつて起きたペットフードの大規模なリコール問題で対象商品の多くに中国産の原料が使われていたこと、多くの消費者が中国産原料に不安を抱いたためこうした表記によって自社ブランドの安全に対する責任を示したかったに過ぎないことを説明しているが、現地の多くの中国系住民からは「受け入れられない」との声が上がっているという。(翻訳・編集/野谷)
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