2012年2月18日から19日にかけ、湖北省武漢市教育部は、武漢市の6カ校の大学で12年度“自主招生試験”を行った。18日付でチャイナフォトプレスが伝えた。

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中国の大学入試は6月の“高考”大学入試統一試験が本番。全国の高校生が一斉に受験し、この試験の結果により入学できる大学が決定する。この“高考”に先駆けて“自主招生試験”が行われる。全国のトップ校68大学が“高考”と別に独自に入学試験を実施し、優秀な学生を優先して入学させる制度だ。“自主招生試験”は現地出身の受験生がほとんどを占めるため、武漢市では湖北省の今年の大学受験生にとって本番と同じ意味を持つことになる。

華中科技大学は18日、4つの省（湖北省、湖南省、河南省、江西省）の受験生だけを対象に“自主招生試験”を実施。この日は、中国地質大学（武漢市）でも行われた。19日には、華中師範大学、華中農業大学、武漢理工大学、中南財経政法大学で同じく開催された。（翻訳・編集/渡邊英子）