科学観測砕氷船「雪竜2号」、来年にも極地に向け出港へ

人民網日本語版    2018年3月29日(木) 16時20分

拡大

中国が独自に建造した初の科学観測砕氷船「雪竜2号」が、新たな節目を迎えた。

中国が独自に建造した初の科学観測砕氷船「雪竜2号」が、新たな節目を迎えた。中国極地研究センターが発表した情報によると、同船は28日に江南造船(集団)有限責任公司長興島エリアで正式にドックに入り、建造をスタート。計画によると、同船は8月28日にドックを出て、内装、設備・システムの調整、停泊試験などの作業を行う。来年上半期には引渡しが行われ、砕氷船「雪竜号」とチームを組み、極地科学観測をサポートする。科技日報が伝えた。

雪竜2号の基本的な設計は国外で行われたが、詳細な設計や生産設計、設計図審査などは国内の設計院、船級協会、船舶企業などによって行われた。この国内外協力モデルについて、雪竜2号チーフデザイナー、中国船舶工業集団公司第七〇八研究所の呉剛氏は、「雪竜2号の国内外協力はリレーのような協力ではなく、単純に外国から設計図と設計を購入したわけではない。中国とフィンランドは設計の全過程におけて共に相談し、深く融合するパートナーだ」と特に強調した。(編集YF)

noteに華流エンタメ情報を配信中!詳しくはこちら


   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携