年金入力ミス、中国業者が担当した部分は完璧だった!?中国ネットの反応は…

Record China    2018年3月29日(木) 12時50分

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28日、観察者網は、日本の業者が日本年金機構から委託された年金データ入力業務の一部を中国の業者に再委託していた問題で、55万件の入力ミスは中国業者によるものではなかったと伝えた。資料写真。

2018年3月28日、観察者網は、日本の業者が日本年金機構から委託された年金データ入力業務の一部を中国の業者に再委託していた問題で、55万件の入力ミスは中国業者によるものではなかったと伝えた。

公明党の伊佐進一衆院議員は27日、ツイッターで「中国に再委託した501万件は、中国側が一つの誤りなく『完璧』に仕上げたのに、誤りが見つかった55万件はすべて日本の担当部分でした。もはや、こういう時代です」とつぶやいた。

記事はこのツイートを取り上げた上で、「この現実を受け入れられない日本のネットユーザーが調べた結果、事実だった」「中国の業者が手作業で正確に入力した約500万件のデータを、日本の業者が整理する際にミスが起こり、約55万人の源泉徴収票に誤りが生じた」という日本メディアの報道を紹介している。

この問題は当初から中国メディアで「中国業者に責任転嫁をしている」といった視点で報じられることが多かった。中国のネットユーザーからは「これが日本の匠の精神か」「これは『精神日本人』も受け入れ難いだろう」「日本人が抱いてきた優越感はもはや存在しなくなった」といった声や、「501万件に55万件。正確に調べる日本の匠の精神はすごいね(笑)」といった皮肉めいた声が上がった。

また「謝罪はまだか」「日本人にしてみれば、何事も頭一つ下げれば済むんだろうな」「匠の謝罪精神だな」など、日本が謝罪社会であることを揶揄(やゆ)するユーザーも。さらに「政府のプロジェクトを外国企業に外注させるって……」「日本のアニメの大部分は中国への外注だぜ」「軍隊や警察なんかも中国企業にアウトソーシングしていい」といった意見も見られた。

このほか、「中国の企業は昔に比べてははるかに良くなってる」とし、日本人が抱く中国のイメージが古すぎることを指摘する声もある。一方で「手作業の方が正確性が高いの?」という疑問や、「まあでも、全体的な仕事への態度は、日本人のほうが確かに高い」とフォローするユーザーもいた。(翻訳・編集/川尻

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