国民的歌手フォン・フェイフェイが肺がんで死去、延期コンサート実現せず―台湾

Record China    2012年2月14日(火) 17時28分

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13日、台湾の大御所女性歌手フォン・フェイフェイの病死が伝えられ、社会に衝撃を与えている。

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2012年2月13日、台湾の大御所女性歌手フォン・フェイフェイ(鳳飛飛)の病死が伝えられ、社会に衝撃を与えている。聯合報が伝えた。

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ステージで必ずかぶっている帽子がトレードマークで、「帽子歌后」(帽子の女王)と呼ばれた国民的歌手フォン・フェイフェイ。昨年6月には台北アリーナでの大型公演を開催直前に延期としたため、その体調が話題になっていた。その後、先月3日に香港の病院で肺がんで亡くなっていたことが13日、明らかにされた。亨年60歳。

関係者によると彼女は生前、葬儀など一切を終えてからの発表を希望しており、さらに、年間最大の祝日である旧正月を避けて公表するよう依頼していたという。葬儀は先月に香港で行われ、遺骨は今月はじめに台湾に戻り、すでに埋葬されている。昨年6月に実現できなかったコンサートでは、開催予定日直前に声だけのメッセージを発表し、延期を宣言。そのしゃがれた声は、がん細胞がすでに声帯を侵していたものだという。

80〜90年代には、バラエティ番組の司会者としても大活躍。歌手としても、テレサ・テンと並び称される人気と影響力を持っていた。(翻訳・編集/Mathilda

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