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中国の中産階級は世界で最も“うるさい”買い手になる―英紙

配信日時:2012年2月13日(月) 13時53分
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2012年2月7日、英紙フィナンシャル・タイムズに「聡明な中国人消費者の成熟ぶり」と題した記事が掲載された。11日付で環球時報が伝えた。

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「メードインチャイナ」には2種類ある。輸出用商品と国内の不運な消費者をだますための商品だ。この2種類の差は歴然で、品質の悪いものは国内消費に回され、よいものは米国のスーパーが根こそぎ買っていく。だが、最近、中国の消費者は目覚めてきた。中国政府も国内需要を後押しする経済構築を目指し始めた。

日用雑貨からバッグまでメーカーは口をそろえて、中国の消費者はすでにグローバルブランドを買うだけの力をつけてきているという。中国国内メーカーも外国小売業も、もう彼らをだましてばかりはいられない。資産も見る目も備えてきた彼らは、偽物は欲しくない。女性アパレルメーカーの調査によれば、偽物を欲しい人は08年の31%から10年には12%にまで落ち込んでいる。中産階級の意識は明らかに本物志向になっているものの、コンサルティング会社の調べでは偽物ぜいたく品市場は本物の販売とは比べ物にならないほど急速に成長しているという。

2、3年前まで、中国人がテレビを購入するときは、音や画面など基本性能を重視して選んでいたが、最近ではリモコンのカスタマイズ機能などを重視するようになった。欧州ではこういう要求はみられないが、中国では上海など大都市だけでなく、各地で同様の要求がある。また、中産階級は粉ミルク問題などを受けて、食品問題、品質問題にも関心が強い。ウォルマートで普通の豚肉をオーガニックミートとして売り出していた事件に対する消費者の怒りは記憶に新しい。安全なだけでなく、海外の高級ブランド食材も求められ始めている。

果物からペンキまで、中国人は安全に対して金を使うようになった。多国籍企業にとっては福音だろう。中国人消費者が成熟すれば、メードインチャイナも今のままではいられないことは確かだ。(翻訳・編集/渡邊英子)

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