<中華経済>日本の短期国債を売却し中長期国債を購入=リスクをヘッジ―中国

Record China    2012年2月11日(土) 11時36分

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10日、中国経済ネットの報道によると、日本財務省は、2011年に中国が償還期間1年以内の日本短期国債4兆188億円分を売却したとのデータを公表した。資料写真。

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2012年2月10日、中国経済ネットの報道によると、日本財務省は、2011年に中国が償還期間1年以内の日本短期国債4兆188億円分を売却したとのデータを公表した。2010年の4304億円をはるかに超える規模となった。

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また同データによると、2011年中国政府を含む中国投資家は短期国債の売却と同時に、日本中長期国債及び有価証券5414億円分の大量購入を行った。2010年の中長期国債及び有価証券売却額は374億円だった。

アナリストによると、ここまでの大規模な売りと買いは中国の関連部門が操作している可能性があるという。

さらに、北京大学金融及び証券研究センターの曹(ツァオ)主任は、日本の中長期国債の購入は、日本円を通して外貨貯蓄の多元化を示す一面もあると指摘。また、現在日本円は人民元に対して価値が上がっているため、日本円を保有してリスクヘッジを行う意味もあるという。(翻訳・編集/内山

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