<中華経済>2012年は6兆円規模の投資、鉄道建設を強化―中国

Record China    2012年2月11日(土) 7時3分
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8日、経済ネットの報道によると、中国の鉄道産業投資基金は、国家発展と改革委員会の審査で許可が下りた。写真は青海チベット鉄道。

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2012年2月8日、経済ネットの報道によると、中国の鉄道産業投資基金は、国家発展と改革委員会の審査で許可が下りた。中国証券報が伝えた。

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現在は準備段階に入っており、年内には実現するという。現在鉄道部は各方面と情報を交換し、基金の募集、将来の方向性などでさらなる研究を進めている。

専門家によると、鉄道部が募集した資金の投資先については現在具体策を策定中であり、投資項目は公益を目的と利益目的の2つに分けられる。青海チベット鉄道のようなケースは公益項目にあたるという。

鉄道部は、同基金を長期融資のプラットフォームとし、民間資本の参入も積極的に取り入れるとしている。2011年は、鉄道建設資金が逼迫し、鉄道投資にも大きな打撃となった。鉄道部が公表したデータによると、2011年鉄道基本建設投資額は、4690億元(約5兆7865億円)で、2011年初に立てた投資計画から大幅に減少した。

資金の逼迫を解決するため、2011年10月、同部は発展と改革委員会、財政部、銀行業監督管理委員会などの部門と協議を行い、1000億元(約1兆2338億円)の鉄道建設債券を発行することとなった。また、国家開発銀行を含む銀行から、2000億元(約2兆4676億円)の融資が決定した。

2011年末に、国は2012年鉄道部に対し5000億元(約6兆1690億円)の固定資産投資資金を準備し、このうち4000億元(約4兆9352億円)が基礎施設建設に充てられるという。(翻訳・編集/内山)



   

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