日本人は不適切?韓国教育部の広報物に批判が殺到した理由

Record China    2020年5月1日(金) 7時40分

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29日、韓国・KBSによると、韓国教育部が広報物に日本人の写真を使用し、批判を浴びている。資料写真。

2020年4月29日、韓国・KBSは「韓国教育部が広報物に不適切な写真を使用し、批判を浴びている」と伝えた。

記事によると、同部が制作した5歳以下の乳幼児を対象とした教育課程に関する資料には日本人の子どもの写真が使用されていた。写真販売サイトから購入する際に確認を怠ったことが原因とみられている。批判を受け、同部は全国の市・道の教育庁に同資料の使用中止を要請したという。

同部は2013年にも、小学校1、2年生の国定教科書の表紙に日本人が中心に写った写真を使用。これが物議を醸し、翌年に表紙を変更していた。

これについて専門家からは「輸出規制問題や領土問題などで日本との対立が続くこの時期に、政府の広報物に日本人の写真を使うことは深刻な問題だ」と指摘する声が出ているという。

これを見た韓国のネットユーザーからは「ちょっと確認すれば済むことなのに。職務怠慢だ」「意図的なのでは?本当にただのミスなら繰り返さないように注意するはず」「教育部には親日が潜んでいる」「担当した公務員を懲戒処分にしてほしい」など批判の声が続出している。

一方で「仕方ないよ。少ない予算の中で作るには写真サイトを利用するしかないんだから。モデルを撮影する費用もないのにどうしろと?」「別に日本人でもよくない?」と理解を示す声も上がっている。(翻訳・編集/堂本

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