2012年2月6日、中国民間航空局は近日中に各航空会社に対し、政府関係機関の許可なく中国国内でEU（欧州連合）の排出権取引に参加することを禁止する通達を出すと発表した。さらに、「各航空会社はこれを理由に運賃を上げてはならない」との意向を伝えた。証券日報（電子版）が伝えた。

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また同局の責任者は、「EU圏へ行き来する国際便の温室効果ガス排出を、EUが一方的に同連合の排出権取引体系に盛り込むことは、「連合国気候変動枠組条約」と国際民間航空組織の規則に違反する」と話した。

さらに、中国はすでにEUに対し遺憾の意を伝えるとともに、同問題に関し国際民間航空組織の枠組の下、十分に協議を重ねた上で解決すべきだと話した。（翻訳・編集/内山）