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「おもてなし精神」の裏に隠れた「感情労働」の弊害―日本華字紙

配信日時:2018年3月25日(日) 0時30分
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23日、日本華字紙の新華僑報は、日本人が好む「おもてなし精神」の裏に隠れた「感情労働」の弊害について伝えた。資料写真。

2018年3月23日、日本華字紙の新華僑報は、日本人が好む「おもてなし精神」の裏に隠れた「感情労働」の弊害について伝えた。以下はその概要。

すべての日本人は優秀な俳優だ。友人に対しても礼儀を失わず、仕事中は我慢強く、常にほほ笑みをたたえている。しかし、その代価はないのだろうか。日本メディアは最近、サービス業に代表される仕事上の「感情労働」について分析した。「感情労働」とは、勤務中に表情、声、態度などを「失礼のないよう」コントロールする作業のことだ。保育士、受付担当者、ホテルの従業員、葬儀屋などは、特に表情や感情を完ぺきにコントロールしなければならない。

しかし、「感情労働」を長く続けることで、感情のまひが起きる。知らぬ間にプレッシャーが積み重なり、他人の評価や意見が気になり、不安や焦りが募り、不眠症になったりする。介護施設で働いていたある職員は、入所者から非常に好評だった。しかし、自宅では酒や浪費、ギャンブルにおぼれていた。その後、仕事を続けられなくなり、精神的に深刻な病に見舞われた。

さまざまな社会問題が、過剰な「感情労働」と関係しているのではないだろうか。家庭内暴力や殺人、若者のコミュニケーション下手、家庭内離婚や少子化などだ。もしかしたら日本の「おもてなし」は、人を喜ばせることと引き換えに、自分を疲れさせているのかもしれない。(翻訳・編集/大宮)

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