<中華経済>新華保険150億元規模の債券発行へ一歩前進、3月に臨時株主総会―中国

Record China    2012年2月7日(火) 8時2分
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1日、中国北京市に本部を置く新華保険は、同社の理事会が劣後債と、債券の発行に同意したと発表した。写真は北京市の新華保険。

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2012年2月1日、中国北京市に本部を置く新華保険(新華人寿保険)は、同社の理事会が劣後債と、債券の発行に同意したと発表した。中国経済新聞ネットが伝えた。

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発行が同意されたのは、固定期限が5年以上で、総額100億元未満の劣後債と、固定期限が10年以上で総額50億元未満の債券の2つだった。

中国国際金融有限公司の研究報告によると、仮に新華保険が150億元の債務融資を発行した場合、その償還能力水準は、250%ほど上昇し、2〜3年先まで業務増加の加速を支える。また、資本市場の急激な変動に対しても大きな対抗力を持つ。

さらに同社は、今後2年間新華保険は、直接的な株式融資を必要としないと予測している。しかし今回の100億元の劣後債がすべて発行されると、新華保険の劣後債の発行累計額は150億元に達し、監督管理上限である純資産の50%に迫ることとなる。

同じく償還能力の向上を目的として発行の同意を得た債券の利率は、市場の利率と参照し、決定する。

一方華泰聯合証券有限責任公司の研究報告よると、債券は転換社債と劣後債を除いた、主に金融債或いは混合資本証券関連などで形成されるという。

劣後債と債券の発行にはいずれも株主総会と監督管理部門の承認が必要なため、新華保険は3月20日に北京で臨時株主総会を開く予定である。(翻訳・編集/内山)



   

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