中国国有テレビ局、米国でニュースチャンネル開設=プロパガンダ批判を払しょくできるか―米メディア

Record China    2012年2月4日(土) 19時8分

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2日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版はCCTVワシントン本部が間もなく放映を開始すると伝えた。「官制プロパガンダ」の影をぬぐい去れるかどうかがカギだという。写真は北京のCCTV本社。

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2012年2月2日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版は記事「CCTVワシントン本部、間もなく放映開始=CNNの模倣は成功するのか」を掲載した。

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2月第2週より、中国国有テレビ局・中国中央電視台(CCTV)ワシントン本部の放映が始まる。米CNNをモデルとして、全面的なニュース報道チャンネルを目指すという。しかし、官製メディアという身分から脱さない限り成功は難しいと米業界関係者は見ている。

ニューヨークにあるアジア協会米中関係センターのオーヴィル・シェル主任は、CCTVは強力な資金力に加えて世界的な取材ネットワークを持つという優位点を有していると指摘した。またCNNのように視聴率にこだわらなくてもいいとあって、良質なドキュメンタリーを数多く放映できるのではとも期待を表明している。

一方、ハーバード大学のジョセフ・ナイ教授は、「官制プロパガンダ」の影をぬぐい去らない限り、CCTVや新華社の海外進出は中国のソフト・パワー工場にはつながらないと指摘した。(翻訳・編集/KT)

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