「最も危険な国は中国・ロシア・イラン」、米情報機関の高官が指摘―米メディア

Record China    2012年2月3日(金) 15時19分

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1日、米政府高官はこのほど行われた米上院公聴会で、米国にとって最大の脅威は中国とロシア、イランであると述べた。写真は中国の武装警察。

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2012年2月1日、米NBCによると、1月31日に米上院議会で行われた公聴会において、複数名の米政府情報機関の高官が米国にとって当面の最大の脅威は中国とロシア、イランであると述べた。2日付で環球時報が伝えた。

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ジェームズ・クラッパー米国家情報長官(DNI)は、中国とロシアについて、どちらも米国の基幹産業と政府機関のネットワークに対して攻撃を行う国だとし、ネットワークの脅威は米国が直面する最大の問題の一つだと指摘した。

クラッパー長官はまた、特に中国とロシアから米国のネットワークに侵入し情報を盗もうとしている存在の実体に関心を持っているとし、ネットワーク上では非国家組織の活動も顕著になっており、こうした存在にとっては破壊的・致命的な効力を持つ技術の入手が容易になっていることも指摘した。

米連邦捜査局(FBI)のロバート・S・ミュラー3世長官は、テロ攻撃の抑止に最大の重点を置いていると話したが、ネットワーク上のスパイ行為やコンピューター犯罪、インフラへの攻撃は今後の米国にとってテロ以上の脅威となることが予想されるとした。

この公聴会では、脅威として中国とロシア以外にイランを挙げる高官もいた。米ワシントン・タイムズ紙によれば、クラッパー長官は「中国とロシア、イランの3カ国の情報機関が今後数年にわたって米国にとっての最大の脅威となるだろう」と指摘した。(翻訳・編集/岡田)

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