韓国の中国依存が深刻、カジノも業績不振に―中国メディア

Record China    2018年3月22日(木) 9時0分

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21日、中国メディアの環球網は韓国のカジノ業界が業績不振に陥っていると伝えた。資料写真。

2018年3月21日、中国メディアの環球網は韓国メディアの報道を引用し、韓国のカジノ業界が業績不振に陥っていると伝えた。

記事は聯合ニュースの21日の報道を引用。「韓国の外国人専用カジノ『Paradise』では、昨年の売り上げが6680億4200万ウォン(約668億円)となり、前年比3.9%の減少となった。営業利益の赤字額は300億7500万ウォン(約30億円)だった。昨年の外国人VIPのうち、中国人は35%を占めるにすぎず、2016年と比べて10%以上減少した」と伝えた。

アナリストによると、Paradiseの業績悪化は、中国による「限韓令」と関係があるという。「中国人観光客は外国人専用カジノの主な顧客となっていた」と指摘している。

記事は、別の外国人専用カジノ「GKL」も、同様の打撃を受けていると紹介。「GKLの昨年の売り上げは前年比8.6%減となり、5012億9600万ウォン(約501億円)だった。営業利益は28.5%減、今期の純利益は29.6%減となった」とも伝えている。記事によると、GLKには昨年、120万人の客が訪れたが、このうち中国人が44.4%を占めており、2016年と比べると5.4%減少したという。

アナリストは、「外国人専用カジノは中国人が減少したため業績悪化となった。もし『限韓令』が全面的に緩和されないなら、今年の営業状況も楽観視できない」と分析した。

しかし記事は、「韓国メディアはたびたび『限韓令』を宣伝しているが、中国外交部は『いわゆる限韓令というものは聞いたことがない。中国は、中韓間の人文交流にずっと積極的な態度をとっている。しかし、両国間の人文交流は民意という基礎があるべきだ』と述べている」と伝えた。(翻訳・編集/山中)

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