Record China 2012年2月3日(金) 7時5分
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1日、韓国紙・中央日報は「米国を追いかける中国」と題した記事を掲載し、韓国での影響力で中国がやがて米国を追い越すだけでなく、世界での実力も中国が米国を追い抜く日が近いと報じた。写真は韓国・ソウル。
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2012年2月1日、韓国紙・中央日報は「米国を追いかける中国」と題した記事を掲載し、韓国での影響力で中国がやがて米国を追い越すだけでなく、世界での実力も中国が米国を追い抜く日が近いと報じた。環球時報(電子版)が伝えた。
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中国の韓国における影響力は日々拡大しており、日本の影響力を超えてからすでに長い期間が経過し、現在その目標は米国に定められている。米国を超えるという中国の野望に火がついたのは、08年のリーマン・ショックによる金融危機以降だ。
中国で10年に出版された「チャイナドリーム(中国夢)」が大きな話題となった。中国が21世紀に米国を超えて世界一の大国になるとの内容が含まれており、著者の中国国防大学の劉明福(リウ・ミンフー)教授は、あるインタビューで「中国が米国に勝つ方法」を紹介した。
劉教授は、米国との戦い方には「決闘式」「ボクシング式」「陸上競技式」の3種類があるとした。このうち、「決闘式」はお互いが傷つき、最終的に相打ちになる可能性があり、「ボクシング式」は決着ははっきりするものの、痛みを伴う。「陸上競技式」が最も良い方法で、マラソンのようにお互いが目標に向かって走るのが良いとした。
劉教授が説く、米国を追い抜く方法とは、まずマラソンの距離42.195kmを90年という時間に置き換える。続いて、最初の30年で国内総生産(GDP)で米国を追い抜き、次の30年で総合的な国力で追いつく、そして最終の30年で国民1人当たりの国内総生産(GDP)でも米国を追い抜き、21世紀末までに世界一の大国になるというもの。
ゴールドマン・サックスは03年に、中国が米国に追いつく時期を2041年と予測したが、昨年、この予測を14年間前倒しして2027年に変更した。また、この時期を2019年と予測するアナリストも存在する。
一方、国際通貨基金(IMF)は、購買力平価(PPP)を基準とした計算によると2016年には中国が世界のGDPに占める割合が18%になり、米国の同17.7%を抜き、世界一になると予測している。(翻訳・編集/HA)
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