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経済成長の代償か=失われいく出稼ぎ農民たちの故郷と家―米誌

配信日時:2012年2月2日(木) 22時5分
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1月26日、米誌アトランティック電子版は、中国旧正月の民族大移動「春運」について取り上げた。中国の経済成長に伴い、出稼ぎ農民たちの「故郷」「家」の感覚が変化しつつあるという。写真は1月15日、広州駅。帰省客の大群。
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2012年1月26日、米誌アトランティック電子版は、中国旧正月の民族大移動「春運」について取り上げた。30日、新華網が伝えた。

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40日間に延べ32億人が移動する中国旧正月の民族大移動「春運」。帰省する出稼ぎ農民たちは切符1枚を買うのも大変ならば、その後も長くつらい旅路が待っている。移動時間が30時間を超えるのはざらだという。

改革開放から30年、2億5000万人以上の農村の若者が内陸部から沿海都市へと出稼ぎに出かけた。しかし中国の戸籍制度は居住地の自由な変更を認めていない。公教育を受けるため、両親と別れ農村に残る子どもを留守児童と呼ぶ。今や農村の子どものうち4人に1人が留守児童だ。

町から町へと移動し、仕事を続ける出稼ぎ農民たち。次第に故郷や家の意味も変化しつつある。それは経済成長の不可避の産物なのかもしれない。旧正月の帰省のため、列車やバスに乗り込むとき、失われつつある「家」の観念を出稼ぎ農民たちは取り戻すことになる。(翻訳・編集/KT)

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2011年9月14日 7時36分
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