中国が対日関係改善のシグナル―米華字メディア

Record China    2018年3月20日(火) 19時50分

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20日、米華字メディアの多維新聞は、中国が日本との関係改善に向けたシグナルを発していると報じた。資料写真。

2018年3月20日、米華字メディアの多維新聞は、中国が日本との関係改善に向けたシグナルを発していると報じた。

記事はまず、中国の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)で、国務委員(副首相級)への昇格が決まった王毅(ワン・イー)外相について報じた20日付の日本経済新聞の記事を紹介した。

日本経済新聞は、王氏について「駐日大使を務めた知日派だが、日中関係が悪化して以降は日本への強硬姿勢が目立つ。日中関係が改善へ向かうなかで、日中筋には王氏の2期目の出方に警戒もある」とした一方で、8日の記者会見では「得がたい関係改善の流れを歓迎する」など以前よりも前向きな発言もあったと指摘。中国共産党関係者の話として「習近平(シー・ジンピン)国家主席は内部で対日関係を安定させるよう指示した。王氏も公式な場ではソフト路線に傾いている可能性がある」と報じている。

記事は続いて、朝日新聞の報道を引用し、中国の李克強(リー・カーチアン)首相が20日の記者会見で、日中関係が改善傾向にあることを認めた上で、「この状況が続けば、今年前半に日中韓の首脳会議で会うことを積極的に考えたい」と述べたことを紹介した。(翻訳・編集/柳川)

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