中国本土人の越境出産に反対=新聞に一面広告―香港

Record China    2012年2月2日(木) 12時47分

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1日、香港紙アップルデイリーに中国本土人の越境出産に反対する一面広告が掲載された。香港基本法を改定し、越境出産を根本的に抑止するべきと提言している。

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2012年2月1日、香港紙アップルデイリーに中国本土人の越境出産に反対する一面広告が掲載された。BBC中国語版が伝えた。

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広告には「あなたは同意できますか?両親ともに香港居住者ではない子どもの養育費用のために、香港は18分ごとに100万香港ドル(約980万円)を拠出しています」「香港人の我慢はもう限界だ」と大書されている。

中国本土人が香港の病院で子どもを生む越境出産が問題となっている。産婦人科病院が中国本土人に占拠され、香港人がなかなか予約を取れないためだ。香港で出産すれば、中国本土人の子どもでも香港籍の取得が可能となる。広告は香港籍の取得ができないよう香港基本法第24条を改訂するべきだと主張している。

今回の反・越境出産運動はネット発の動きとなる。香港大手掲示板・高登が起点となり、「中国本土妊婦の香港での出産に反対!10万人のイイネを政府に見せよう!」というフェイスブックページが開設された。すでにイイネ・ボタンが押された数は10万を超えている。このフェイスブックページを通じて募金が集められ、新聞広告が掲載された。(翻訳・編集/KT)

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