中露の研究者が超高周波放射の吸収剤を開発

人民網日本語版    2018年3月20日(火) 17時0分

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トムスク工科大学と吉林大学の学者が協力し、マグネタイト空洞微粒子(鉄の酸化物の変種)粉末を得るスピーディーで経済的な方法を開発した。

トムスク工科大学と吉林大学の学者が協力し、マグネタイト空洞微粒子(鉄の酸化物の変種)粉末を得るスピーディーで経済的な方法を開発した。これは超高周波放射の吸収剤の製造に用いられる。この材料を使用することで、ステルス性を持つ軍事装備品の外殻を生産し、かつ電磁放射を回避することができる。また光ケーブルやその他のIT機器の保護に用い、高速データ伝送中に高周波の干渉を回避することもできる。科技日報が伝えた。

研究者は独特なプラズマ加速器を使うことで、1ミリ秒以内に異なる鉄酸化物粉末を得ることができる。その他の化学技術を用いた場合は、24時間連続でも3週間を要する。この方法はさらに資源を節約でき、生産で生じる電気料金はわずか5ルーブルほどになるという。

また、この粉末を含む薬を塗ることで凝血を促進できるため、将来的に白血病患者の福音となる可能性もある。(編集YF)

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