元NBA選手の姚明氏、映画界にも進出 ビジネス活動を全面展開―中国メディア

Record China    2012年2月1日(水) 19時4分

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31日、人民網日本語版によると、米プロバスケットボールリーグ・NBAで活躍し、前年7月に引退を発表した姚明氏がメディア取材に対し、今後の展望について語った。今度は映画界にもターゲットを向けている。

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2012年1月31日、人民網日本語版によると、米プロバスケットボールリーグ・NBAで活躍し、前年7月に引退を発表した姚明(ヤオ・ミン)氏がメディア取材に対し、今後の展望について語った。

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「世間は私の転身についてあれこれ論じ、私に実業家という肩書をかぶせようとしている。しかし、バスケット選手が1年も経たないうちに実業家に転身できるということはまずあり得ない。今、私はちょうど過渡期にあり、アスリートとビジネスマンが半々の状態だ。これからの私のキャリアにとって絶好の学習期間であり、アスリート現役時代の適度な緊張感や競争心を維持しつつ、ビジネス界で力を存分に発揮できるよう準備している」と話した。

謙虚な口ぶりを崩さない姚明氏だが、ビジネス界に進出する足取りはかなり大胆だ。つい最近はワインビジネスに投資したばかりというのに、今度は映画界にターゲットを向けた。

その背景には、好調な自国市場がある。海外の某大物映画監督は中国映画市場について、「作品が良質なものでありさえすれば、それに対する投資は中国で必ず回収できる。中国は今後5年で、米国を除いた世界最大の映画市場となるはずだ。中国映画市場の今後の発展は間違いない」との見方を示した。

現役引退前、姚明氏による巨額投資案件は海外の関心も集めた。上海の男子バスケットボールチームを買収したほか、北京合衆思壮科技の株式を購入し、同社の株を“スター株”に仕立て上げた。この頃から、彼の栄冠はバスケットのコートから株式市場に広がっていった。

レストラン、バスケチーム、株式市場、ワイン、映画。全方位型の“姚明ビジネス王国”を築き上げるまでは、姚明氏のビジネス界進出の足取りが止まることはない。(編集/愛玉)

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