習主席が文大統領の招待を拒否し続ける理由―韓国紙

Record China    2018年3月20日(火) 22時20分

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19日、米華字メディア・多維新聞は、韓国の文在寅大統領が中国の習近平国家主席に訪韓要請を再三断られている理由について考察する韓国紙の報道を伝えた。資料写真。

2018年3月19日、米華字メディア・多維新聞は、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席に訪韓要請を再三断られている理由について考察する韓国紙の報道を紹介した。

韓国特使団団長の鄭義溶(チョン・ウィヨン)氏が今月13〜14日に訪中した際、習主席を韓国に招待するという文大統領の意向を伝えたものの、現在に至るまで習主席からの回答が得られていない。また、この件について韓国メディアが文大統領による習主席訪韓のオファーを伝えた一方で、人民日報をはじめとする中国メディアはオファーが出たこと自体報じていないという。

韓国紙・中央日報の20日付の報道によると、韓国・成均館大学の李熙玉(イ・ヒオク)教授はこの問題について「中国は表向きでは4月の南北首脳会談、5月の米朝首脳会談を非常に歓迎しているが、実際はとてもひがんでいる。中国が朝鮮半島問題での主導権を失ったからだ。特に中朝関係に亀裂が生じている現状を考えれば、中国は一方的に韓国に近寄り過ぎることはできず、非常に慎重な選択をしているのだ」との見方を示した。

記事は「習主席が文大統領の訪韓オファーを拒否するのは今回が初めてではない」とし、先月の平昌五輪期間中に韓国から再三にわたって閉会式への招待を受けたものの、中国が閉会式に派遣したのは劉延東(リウ・イエンドン)副首相だったと指摘している。(翻訳・編集/川尻

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