北京市民で科学リテラシー持つ人の割合、年々上昇し10%に=上海に次ぎ全国2位―北京市科技協会

Record China    2012年2月1日(水) 20時51分
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2012年1月、北京市科学技術協会は、北京市民科学リテラシー調査の結果を発表した。科学リテラシーを身につけた市民は全体の10%。全国2位の好成績となった。写真は2011年12月、北京学生特色科学技術活動展示会。

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2012年1月、北京市科学技術協会は、北京市民科学リテラシー調査の結果を発表した。31日、新華網が伝えた。

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調査によると、基本的な科学リテラシーを身につけた市民は全体の10%。全国平均の3.27%を大きく上回った。上海に次ぐ全国2位の好成績だったという。

北京市民科学リテラシー調査は1997年に始まった。第1回調査では4%だった数字は改善が続き、今回10%に達している。年齢別に見ると若い世代ほど高く、学歴の高さに応じて上がっていく傾向がある。他にも都市が10.9%、農村が5.5%、男性が12.2%、女性が7.8%と結果が分かれた。

科学リテラシーは科学に対する理解、雑誌や新聞の科学記事を理解できるかなどによって判断される。米ミシガン大学のジョン・ミラー教授が提唱した判定法が、中国をはじめ他国でのモデルとなっているが、具体的な基準の設定については研究者間でも議論がある。中国政府公認の基準を設けるべきとの意見もある。(翻訳・編集/KT)



   

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